インスタ運用
インスタグラム「ストーリー」ブランドが参考にすべきベストプラクティス

目次
ストーリーズの特徴と、フィードとストーリーの投稿傾向の違い
ストーリーズはSnapchatで取り入れられていた「消える」機能にならってFacebook側でも開発された機能です。ストーリーズは投稿されてから24時間以内に消えるコンテンツを作成できます。 コンテンツの種類は静的な写真または動画を投稿できます。 加工についても、ユニークなキャプションやオーバーレイなどのクリエイティブな手法により、従来の投稿とはまったく異なる目的な内容で訴求できます。 ストーリーズの投稿については、その商品やブランドが身近に感じてもらえるようなコンテンツを心がけ、キャプションや投稿の中身を目的に応じて工夫しましょう。例えばセールの情報や、商品の発売日の紹介、シーズンのイベントなど「その日だから」という限定感を持たせることで、よりファンの心をつかみやすくなります。 ストーリーズが投稿されると、プロフィール写真が紫色に光ります。これはストーリーに追加したことをフォロワーに知らせる合図となります。
企業が試すべき5種類のインスタグラムのストーリーズ
ストーリーズの活用において、 以下上手にフィードとストーリーズを使い分けて活用している5種類の事例を取り上げています。チュートリアル系コンテンツ
ストーリーズは、ハウツー、チュートリアル系のコンテンツに最適です。 レシピから美容チュートリアル、シンプルかつ手軽な教育コンテンツは、既存の動画サービスやブログ投稿よりも魅力的な手段になり得ます。 中国発のOneplusというスマホブランドでは、ストーリーズを使用して最新機種の機能説明のコンテンツを公開しています。

Sharing User Generated Content (UGC)の活用
多くの企業やブランドでは、各ブランド独自のハッシュタグを付けているユーザーのコンテンツを集めて紹介するストーリーを投稿しています。 たとえば韓国の電子製品メーカーであるサムスン社では、フォロワーに#withGalaxyハッシュタグを使用して一般ユーザーから投稿された写真を、ストーリーを活用して特集しています。
カンファレンス、制作裏のストーリーズ
ストーリーズの魅力の1つは、洗練されたクリエイティブである必要がないことです。 実際多くのブランドでは、公共のイベントや業界の会議に出席しているときに、すぐに使えるものとしてストーリーズを作成しています。 クラウドコンピューティングサービスの最大手Salesforce社のアカウントでは、開発者向けのカンファレンスである TrailheaDX 2020カンファレンスの内容をストーリーに投稿しています。

時間重視のオファー、プロモーション
インスタグラムでクーポンを宣伝するのと同様に、ストーリーズでも同じことができます。 Eコマースや実店舗販売を行っている事業者は、期間限定商品やセール品を強調したりする際に訴求できます。 たとえば、家具大手のIKEAのストーリーは、店頭で販売されている商品について、各月で限定価格で販売する商品として紹介しています。
ユーザーの興味を煽る
ストーリーズでフォロワーの興味をそそるような一連のコンテンツを挿入することも有効です。 たとえば、日本航空(JAL)ではストーリーズを使用して、最近のJALで発売しているコラボ商品のプロモーションをストーリーズで紹介しています。彼らの最初の投稿は、ユーザーが気になるような内容をクイズ形式にして質問し、閲覧者が楽しみながら読み進めることができます。この遊び心のあるコンテンツは、人々の興味を引くのに最適です。